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2007年4月 8日 (日)

デナリ110番する。

Img_6182 昨日朝、仕事が忙しかった。

一時間残業して帰って来た。

車でいつもの道を帰って来た。

堤防の道に出る交差点を曲がろうとしたら、側道をパジャマにベストにつっかけ履きで川の道に向って歩いている女性を見かけた。

パジャマじゃなくて、せめて外歩くときは可愛いジャージか、Tシャツとかを、真知母が年老いた時は着せてあげたいものだと・・・フッと思った。

あれ・・・待てよ・・・・小雨降ってる。

おかしい・・・・・・。

そうよね、パジャマ姿はおかしいよね。

車を路肩に止めた。

すたすた、私が渡ってきた橋の歩道に向っている。

ヤダ・・・認知症の人?

ヤダ・・・心身症の人?

ヤダ・・・死のうと思っていない?

怖くなった。

車を降りないと逆方向だし付いて行けない。

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さもしいデナリは、真っ先に考えた。

駐車禁止違反で罰金はゴメンだ。

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心:タダ散歩しているだけだよね・・・・・。

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心: んな訳ないだろう!!!

自分でつっこんだ。

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だいぶ離れた所に病院あるし、、老健施設も有るし、そこに連絡しようか?

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電話番号知らないし。

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だーさんんは、福祉のエキスパートだ・・・。

そうだ!だーさんに、電話する。

家も携帯も、出ないときたもんだ。

「習い事に行ってるな・・・駄目だ。」

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近くに駐在所が無いか考えた。

わからない。

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あ!!!

姿が見えなくなった。

思いのほか歩くの早い。

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仕方が無い!!!

携帯から・・・・・110番した。

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110番です。

どーしましたか?

男の人の声。

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あの、事故や事件じゃないんですが何処に届けたらいいのか分からなかったので

電話させてもらったのですが、お年寄りの方がパジャマ姿で道を歩いてられるので

気になって。

つっかけバキですし、雨が降っているのに傘も差してないし。

それに、川の堤防に上がって行かれてますので、危ないかなと思って・・・・・・。

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現在地を聞かれた。

橋の歩道を南に渡って行ったことを伝えた。

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最後に聞いた。

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私は、どうしたらいいですか?

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帰っていいですか?

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夜勤明けで、精魂尽き果てて、パタンと倒れて意識なくなるくらいに眠かった。

出来ることなら、居眠り運転してしまう前に 家に帰り着きたかった。

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「こちらで、確認しますからどうぞ。」と言われた。

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帰れて、助かったと思った。

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名前を聞かれた。

フルネーム答えたが、適当だった。

「私の名前を聞いときながら、どーでもいいんかい!」

独り言で、突っこみいれながら車を発車した。

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車を運転していると電話が鳴った。

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「110番です。

先程の方を保護しました。

その方のパジャマは何色でしたか?」

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心:覚えてないし・・・・・

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ベスト着ていたことと、髪はまっ黒で肩まで長い、黄色のツッカケ履いていたことを伝えた。

どうやらその人だったようだ。

「要らぬお世話で、もしその方にご迷惑かけたならお詫びしておいて下さい。」

とこちらから言った。

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「それでいいんです。

通報することで警察が保護する。

帰り道方法も分からない人もおられますから。」と言ってくれた。

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どう見ても保護が必要な方だったでしょう。

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でも、

そういう人だったのか、そうでない人なのかなんて私にとってはどちらでもいいことだと思った。

もしそうだったときは、後悔する。

万一川で死体が出たら、一生、目の裏にパジャマ姿の女の人が焼きついて離れない。

夢に出てきてうなされる。

そんな自分を救いたかっただけです。

自分が1番大事と思った。

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帰って携帯の着歴を見た。

市外局番に230と110になってる。

10:54

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発歴は、ただの110番。

10:40

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通話時間は何分だったのでしょうか。

3分くらい差し引いても10分ほどで行ってくれたんだ。

警察もやるじゃん!

見直した。

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きっと、橋は渡りきってなかったと思うな。

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どうぞ、ご無事で・・・・健やかに。

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