またも懲りずに、熊と遭遇してしましました。
本人は、会いたいと思っているわけじゃないんだけどなあ。
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話せば長くなるんですが・・・・・・。
一応断わっておきます。
想像で書いたお話ではありませんよ。
実体験です。
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昨日書いたでしょ、ビバーク覚悟で歩いたって話。
新しい記事から逆に読み進んでくれた人には、わけは分からないでしょうが、聞いてください。
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で、ビバーク覚悟で更に歩いた。
すれ違う人は、結構いた。
はっきり聞く人が、結構いた。
何度も同じ説明をした。
「どちらまで行くのですか?」と聞かれた。
鏡平と説明した。
100パーセント行き着かないと思っていたが
何度も聞かれるから、一言で答えられる様にそう言った。
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しかし、疲れてきた。
4時になった。
最後の女性1人男性2人の人とすれ違い・・・・見渡したが来る気配が無い。
休憩したら、止まりたくなった。
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その前から、少し後悔したんだ。
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小屋からワンピッチ歩く手前、ハイマツの方から風に乗って熊の匂いがした。
えー、こんなにたくさんの人が歩く登山道の側にいるんだ。
マズイ・・・ビバークだなんて。
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テントの周りぐるぐる回るだろうな・・・・。
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デナリの危機管理の甘さ。
呆れて、言葉も無い。
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テントを張って入って、粥を作って食べて早々と寝た。
シュラフは出さず寝たので何時に寝て何時に気が付いたのか分からないが、気温が下がり咳が出た。
仕方が無いから、シュラフを出した。
が、暑いくらいだった。
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0時半、雨音で意識が戻った。
あわてて、全てを防水の効いた大きな袋に放り込んで地面の接地を
エアーマット
・ザック・
靴のみに限定してまた寝た。
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雨が降リ出した。
・・・あ~あ。雨が降ると熊が動き始めるんだなあ・・・。と思ってまた寝た。
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どれだけ後か分からないが
テントの外でフンフンと匂いを嗅ぐ音が聞こえていた。
眠かったしあまり気にならなかった。
聞きながら眠った。
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そう言えば、生きていた頃、
家の掃き出しの戸の側、
ガラス戸を開けて、昼寝するときまって
・・・おたまちゃんの鼻息が、
私の耳元で・・いつもフンフン言っていたっけ・・・。
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朝は4時半に起きて食べて撤収して5時に出発しようと思っていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・でも、雨だな・・・と眠っていた。
ブルブルって、した。
あ。目覚ましだ。
時計を見たら、セットした時間より少し早い。
頭もとで、フンフン匂い嗅いでいる。
テントの下へ浸入してきたようで、前足???を突っこんできている。
飛び起きてコッヘルで床を叩いた。
引いたようだった。
鼻かなあ、押し付けてるような気がした。
その場所を持ったコッヘルで押し返す。
抵抗がある。
その繰り返し。
早く・・何処かへ行ってくれ。
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ライトを付けてそちらを照らした。
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コッヘルをカンカン鳴らした。
じっと聞いてる様だった。
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むこうは、段々、後ろへ引いていくようだった。
私は怖くなかった。
前に出会ってしまった奴の様な・・・威嚇音出さないし、こっちに興味あるだけみたいでした。
あの時は、かかってこられるかもしれないと、さすがの私も、身の危険を感じた。
それでも、今回は、もしもの時のために、写真を撮ってみた。
ひょっとして、そうだとしても、こんな写真は、誰にも何を撮りたかったのかも分かってもらえないなと思いつつ、ライトで照らしている先を携帯の写真で撮ってみた。
なんと、危機感の無い。
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音を出してやれと、携帯の着メロを鳴らしてやった。
はじめは、向うの気配がうっとうしくなって、音を鳴らして気を紛らわせたかっただけかも知れないが、音楽を鳴らしたら意外と完全に引いていった。
まずは、大好きな「デビルマンの歌」
イントロが好きなのよ・・・・・熊くんは嫌いなようだった。
で、「犬夜叉」・・・これは、あんまり怖くないようだった。
駄目だ・・・・曲を変えよう。
色々鳴らした。
♪携帯の着メロ全部聞かせてあげました♡
最も嫌ったのは、携帯に元元付いていたのか、三年寝太郎が無料で取り込んでくれたものなのか忘れたが、私の好みでない曲だった。
♪Spring ParaPara でした。
この曲、よほど嫌いだったか、完全に引いた。
鳴らしっぱなしにして、
いると、5時外がパッと明るくなった。
気配が完全に離れた。
とても迷ったが、朝パンと持って来ていた野菜ジュースを食べた。
きっと、こんなに恐怖を感じないうちに、危機感無い状態で・・・
あれ??こんなつもりじゃなかったと
襲われた後で、出血多量あたりで、死んじゃう事もあるのだろうな・・・と思いつつ食べた。
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携帯切った。
ベンチレーターからおそる外を眺めた。
外は雨が降り灰色に雲って何も見通せないが少し先のハイマツには姿は無い。
穴からは、そ奴がいた方向は見えない。
でも、入り口のファスナーを開けて出て確かめるつもりは無かった。
本日昼までに、人が必ず通るその時まで待とう。
誰かが通過したら、熊くんの姿が見えないって事だからそれから、テントを撤収して、その人が進行した方向に出発しようと思った。
笠が岳小屋を出発する人が、きっと一番に、ここを通過するだろう。
しかし、この雨に、こちら方面には来なくて、手前の分岐で笠新道から下ってしまうだろうと思っていた。
鏡平からか、双六からきっと昼には誰か通る。
たくさんの人が通る頃には、完全に気配が消えるでしょう。
そしたら、余裕で行こう。
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完璧にパッキングして、
暇だから、薬セットの中からバンテリンを出して、
足に塗ったりした。
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歯磨きもした。
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マーキングしたら、熊を招くと思って昨日小屋からこっちトイレは、1回もしていないが相当な時間が経っているが、したいと思わなかった。
あれあれ。。。。。考えられないでしょ。
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テントの中で、完全に装備した。
ザックに座り・・ウトウトまどろんだ。
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7時12分
「おはようございマス」
2回声をかけてくれる人がいた。
開けてキョトンとしていると、昨日小屋前で写真を撮って差し上げた人であった。
そ奴の姿が無い証だ・・・雑談しながら、ながら超特急で撤収して下山始めた。
怖くは無かったが、トラブルを避けるぞと、思っていたから、
「よし!!!」
しかし、あの子は、押したり引いたりを繰り返したが、一度も威嚇してこなかった。
大きくないと思った。
おたまちゃんくらいでしょうか・・・。
別に、他の人が襲われてもいい、自分が助かればいいと思っていたわけじゃない。
きっと、歩いている人を、この夏、随分遠くから見てきたでしょう。
だから、近寄る事もないと思った。
事実そうだった。
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あの子は、悪くない。
私があの子の側にテントを張ったからだ・・・分かっている。
・・・・・・・・・・・・・もっと、歩きたいと、欲張った私がいけないんだ。
後悔はない。
またいい経験した。
お馬鹿なデであった。