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2007年9月 1日 (土)

夕日にフライが赤く染まる。能面の貴方にお礼申し上げます。

Img_8006 山に持って行ったテントを干す。

雨に濡れたフライを干す。

いつもなら、ベランダに干すところだが、

天気予報は、曇りと不安定な気圧配置。

屋根の下に干した。

気持ちのいい風がふき、

夕日があたって綺麗だった。

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山では、雷なっていましたね。

ピカッと光っていましたね。

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熊と出くわしたくなくて、テントから出られない私を、救ってくれたのは

見ず知らずの親切な山の紳士でした。

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前日、笠ヶ岳小屋のまえの大きな縁台に到着して写真を撮りました。

その時に少し話したのがご縁でした。

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翌日、

テントにすっこんでいた私に声かけて呼び出してくれたので、

安心して外に出て、鏡平に向ってついていきました。

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こっちは、朝のワンピッチ目、ちょっと上りの早いスピードは、付いて行けませんでした。

「どうぞ気にせず」

「御先にどうぞ」と、何度か別行動をする事をオススメしましたが、

上りのスピードの違いは、明らかで・・・。

(今でも、ここんところ、調子が変です。山から帰ってからも、仕事の階段の上り下りすら、異常に足が重い。)

そんなもんだから、山でも辛かった。

こんなに足が重い日も珍しく・・・・同行するのを辞退した。

が、「旅は道連れ」とか言って、付かず離れず歩いてくれました。

随分、後になるまで、何故私が7時過ぎるまでのんびりしていたか、話せませんでした。

熊の臭いが、かすかに漂う所が、登山道を歩くうちに何箇所かアリ、その度に無意識に

「あ。熊の匂いだ」と言ってしまっている。

そのうちに、ついに事情を話してしました。

一番に通った人は、いけにえですか・・・と半分冗談でしょうが言いました。

あの子は、逃げたでしょう。

襲うような子では、ない。

なにはともあれ、無事に何も無くってよかったと、喜んでくれましたが・・・本当のトコロ、いけにえにされた様な心持ちで・・・気持ちは複雑だったでしょう。すみませんでした。

初対面なのに、最後まで見ず知らずの人なのに、それはそれは、その方のおかげで

最後までおしゃべりしっぱなしで、本当に静かな山歩きが台無しだったと思います。

単独行の山行く人は、へんくつモノの人嫌いが多いかと思いきや・・・逆。

・・・・、ずっと話ししっ放し。

ほんと、下山後に、実は消えていなくなるんじゃないかと思うような、自然な方でした。

その方が、仲間は大切にしなさいと言ってました。

長い歩きの中で、学ぶ。

色々考えさせてもらいながら・・・・・あっという間に新穂高温泉に下山しました。

何処のどなたか分かりませんが、出発してない私を変だと気付いてくださって、

テントの私に声かけてくれて、ありがとうございました。

車の所まで送ってくれて楽をさせてもらいました。

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ワビサビを理解しない私は、松を見ても感じるところも無く。

能面を彫る貴方のお話はわかるような、わからないような・・・いい感じでした。

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雨に煙る山の中、灰色の空に黒い槍。

何か去年も見たな・・・雨の槍。

あの時は、台風で槍が岳北鎌尾根に行けなくて、帰ってくる道で振り返ってみましたね。

その時の事を、今年は反対側のこっちから、また見てるんだなあと・・・思いつつ。

今度は、何処の山に行こうか・・・・と、考えていました。

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コメント

山は好きですが、やはり熊等恐ろしいです。
生贄にならなくて良かったですね^^

投稿: | 2007年9月 1日 (土) 11:02

花様へ    デナリ

こんばんは。
ちまたの一説では、熊じゃないと言われます。
じゃあ、何?って聞いても返事は無いんだけど。

いけにえは、私ではないからいい。
ってなわけないでしょう・・・ねえ。
そんなことなったら、ますますテントから出られないものねえ。

投稿: 花様へ | 2007年9月 3日 (月) 20:30

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