五感を研ぎ澄まし
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「あ!!臭いがする。」
普段は用心して口にしないようにしているのに、油断して口に出てしまった。
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確かに、地球のなかまだもの居て当たり前。
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自分の庭じゃないんだから山には入れば、居て当然。
近頃そんな風に自然に受け入れられるようになった。
こんな山にもいるのか?と先日思ったのが、
台高・桧塚から東へ更に尾根を歩き進めるほんの少しの間。
笹原が気持ちいい開けた登山道
ほんの一瞬北から吹く風に乗って2度だけ臭いがした。
風上に確かに誰かがいるんだと思った。
いっつもそうだ。
こんなポジションで遠くにいるんだと思った。
1回目の臭いは偶然。
2回目の臭いは偶然じゃないのかもしれないと自分に言い聞かせている。
さっさと立ち去る。
そばに居ても臭わないこの臭い。
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被害妄想・取り越し苦労
いつもそれで済むように願いつつ。
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ネットでこんな記事
・・・・19日って今日じゃない。
お見舞い申し上げます。
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お怪我された方も
熊も
さぞかし、怖い思いをされた事でしょう。
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であってしまったんだね。
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19日午後2時半ごろ、岐阜県高山市丹生川町の乗鞍スカイライン終点の畳平バスターミナルで、観光客らがクマに襲われ7人が負傷した。全員救急車で搬送され、うち3、4人が重傷との情報がある。
県警高山署によると、クマは体長約1.5メートルらしい。建物でふさがれた場所に追い込まれているという。現場に居合わせた人が携帯電話で110番した。
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楽しかった夏休み。
さて、何処から何から書き残そうか???
剣山・見ノ越登山口
下山時に、こんな看板見つけました。
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近頃ご無沙汰の熊ネタ
久々に書けそう。
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私が熊ネタ書くと
そんな筈無いと言った人がいた。
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熊の痕跡の匂いがするんだと言うと
(何を根拠にそう言い切るのか分からないが、)熊の匂いは分からないと誰かが言ったと
わざわざ私に言った人がいた。
動物園の熊舎の前では、嗅げない匂いだよ。
別の人は、「怯えると柳の枝も幽霊に見える」というような意味のニュアンスで受け止めているような事を私に言った人もいました。
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別にどうでもいいから、相手にしないけれど、
何度も同じことを私に言う人には
「知らない誰かの言うことより、目の前の私の話は信じないんだね?」
そう言った事がありました。
それから、独特なその匂いを嗅いだとしても、口に出して言うことはやめました。
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今回。
四国・三嶺へ登った時に、とっとこ太郎が・・・言った。
「何かの匂いがする。」
お!!この子は、嗅げるのか???
その匂いは、「獣の匂いだね。」
何か知らないけれど・・・・
何かが居たか、
風上に痕跡残したのか?
確かに匂いがした。
しかし、熊の匂いではないんだな。
「おかあさん、熊はごま油みたいな匂いがするんだったっけ?」
あれ???そんな話したことあったっけ?
そういえば、あなたは臭覚優れていますね・・・家族の中では・・・。
そう、熊の匂いじゃない。
言っている匂いじゃないことは君にも分かるんだ。
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三嶺の頂上までもう少し。
また匂い。
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今度は、何の匂いか、はっきり分かるね。
鹿だね。
そんな話も楽しい。
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四国・徳島・剣山
2回独特な匂いがした。
こんどの匂いこそ熊かも????そう思った。
いやそんな筈はない。
こんな大勢の人が登るところなんて・・・・気のせいと思った。
口に出さない。
しかし、とっとこ太郎が言った。
「お母さん、この匂い???」
この匂い似て居るよ。
それでも、さらっと流した話題だった。
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剣山山頂で、夕陽をたらふく浴びた。
剣山山頂で、朝陽をしこたま浴びた。
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午後から自宅に帰って、準備して、岐阜県ひりがの高原に出発予定だったから、早朝に下山したかった。
だから、誰もいない山道を急いで下った。
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すると、また、匂いがした。
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とっとこ太郎と、「匂いがするね。」
そんな話をしながら降りた。
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前知識の無かった私。
下山して登山口でこの看板見た。
あれ。
気のせいじゃなかったんじゃん。
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帰って来て、インターネットで調べて意外だった。
こんな観光の山で息づいているんだね。
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三嶺で嗅げなかったこの匂い、剣山で嗅ぐなんて思っても居ませんでした。
愛しい自然の息吹
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とっとこ太郎に嗅いでもらえていい経験になりました。
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見晴から温泉小屋に向かって歩く。
山から下りて予定終了の2人は、ビールを飲む。
5時から燧小屋でお風呂に入らせてもらうんだと2人は言った。
で、デナリは、温泉小屋で温泉入れないかな~あ?などと、ココロの中で思った。
至仏岳を左手に、
燧ガ岳を右手に見つつ
・・・北へ真っ直ぐ1本道。
見晴を出た頃は、一面の雪道。
そのうち雪が消えたり
雪に埋もれたりするようになった。
誰もいない道。
以外にも1人歩いている人に追いついた。
聞くと東電小屋の方へクルリと回るとか。
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「熊が居るそうだから逢わない様に」
と、声かけられていたから、
「おやおや・・ますます熊さんに逢う確率高い所へ向かうんだ~あ」と、関心した。
橋は渡れません
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季節外れなこの時期は
橋が架かっていなくって
行けないんだ。
知らなかったんだねこの男性。
引き返していった。
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歩く歩く。
一人で歩く。
ビビって居たんじゃないよ。
デモね・・・・意識したんじゃないんだけれど・・・おや??って思った。
随分忘れかけていた独特な臭いが右手の山から風に乗ってきた。
一瞬だったが確かに嗅いだ。
居るんだね・・・きっと何処かに居るんだね。
こっちを見ているんだね。
そんな気がした。
見たけれど鈍いデナリには、特定できる近くには気配が無かった。
どんどん行く。
些細なUPダウンを超えて林を抜けて進む。
夏ならすぐのこの距離も木道が出ていないが踏み抜きたくないので用心して歩く。
どんどん進む。
小さく小屋が見えてきた。
小屋のUPはまた明日。
小屋を通過して三条の滝に向かった。
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三条の滝まで1.5キロ・・見晴まで2.0キロ
ここまで写真撮りのんびりしすぎたから、1時間かかった。
ここから、滝まであと1時間。
見晴まで30分。
5時までにテン場に帰れないと判断し、引き返すことにした。
ありえない。
曇った空は雨降りそうで、少し寂しい。
気分はご機嫌だが・・・・歌も出ない。
これでようやく2人め、見晴方向に先行した。
引き返すとなれば、慌てる事も無く・・・写真撮りつつのんびり帰った。
意識していなかったんだけど・・・これは、やっぱりそうなんだと思った。
まんざら、幻臭ではないんだと自覚した。
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緊張解けて、思わず歌う。
♪帰ろ帰ろおうちへ帰ろ、デンデンでんぐり返ってバイバイバイ
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帰ってきてから検索した。
そうそう、此処此処・・・この辺り・・・・。
もうちょっと北だったかな?
HP見させて貰って合点がいった。
熊のお話さん…・・・↓勝手にUPしました。叱られるかな?
http://www.aa.cyberhome.ne.jp/~kazuharu/bear-story.htm
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和歌山県田辺市 大塔山
大塔橋から入渓して頂上をまわり、足郷山へ下って、足郷トンネルに出て林道を元に戻る。
大塔橋の元にこの看板がある。
インターネットで見たら、2000年以前の古い記録にもこの看板の事を書いてあるから
時代が違うかもしれない。
現代、紀伊半島のツキノワグマは、絶滅危惧種。
その昔には、捕獲の対象だったのかもしれませんが、今の時代に遭遇することの方が奇跡に近いのかもしれないね。
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使うことのない戸が閉められた、熊の捕獲用の檻が置きっ放しになっていた。
合計3個だった。
昔行った人の話を聞くと、もっと多かったとか聞くが定かではない。
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沢の中で、ところどころで土を掘り返してあった。
犬か、猪か、まあそんなところでしょうと思っていた。
でもね、よく見たら・・・そうでもなかった。
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この絵の足型みたいだってね。
こんなに大きくなかった気がするけれど。
何だか
結局合わなかったけれど
先行の人が犬を連れていたからそのワンちゃんの足型かもしれないけれど。
肉球の先のツメ跡が
ちょっと私たちをビビラせた・・・。
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居ないよね。
忘れかけていた臭いだが・・・あの臭いは1度もしなかったな。
というより、和歌山県には居なさそうだ。
・その昔、このあたりにも熊はおったがな・・・ってところかな。
それとも、足跡は居たって事なのかな?
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貰った美術館の入場券で絵画や彫刻を目の保養に行って来た。
そのついでに歩いてきた。
ツキノワグマがいた。
ご苦労様。
私達のために
貴方の自由を捧げてくれているのですね。
たった一人で。
思うとき胸がキュンとなった。
せめて、仲間がいればいいのにね。
な~んて、
群れで生活する生き物ではないか。
順応した熊くんは、私達の姿を見るなり
このポーズ。
そんな事、
したくなかったら
しなくていいんだよ。
貴方の手を見て
私はもう、
我慢できませんでした。
・・・
貴方の野生は、この爪に封印されているのでしょうか?
狭い檻の中
前足で地面を蹴って、体をしならせて
全力で走ることも無く。
川の魚を、か~っ!!!と掻き採る必要も無く。
木の皮を掻き掻きする事も無く。
無責任なデナリは思った。
無責任なデナリは思った。
ただ、思っただけだった。
・・・・・・
先日の読売新聞よりって言うことで
11月6日午後1時30分頃、長野県の軽井沢の別荘地近くにある池の遊歩道を散策していた群馬県高崎市の女性(60)が熊に襲われ、背中に軽傷を負った。
親離れしたばかりの体長約1メートルの子熊。
女性は仲間2人と散策中で、一番後ろを歩いていたところ、遊歩道脇の茂みから現れた熊に引っかかれ、熊はすぐに逃げた。
南に100メートルほど離れた別荘地内で約1時間後にも、住民に目撃された。
同署や地元猟友会などの約40人が付近を捜索したが、見つからなかった。
軽井沢署の発表による。
・・・・・・・
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お恥ずかしい話ですが・・・・山でトイレした。
緑の絨毯のうえに済ませた。
次の日
同じ所を、日の出の写真を撮りに行った時に通った。
見るとビックリ・・・・・・
そこのところが・・・堀り堀り~。
何者?????
足跡見たら判別できるんでしょうね。
私には分からないけれど。
多分・・・私のマーキングが御気に召さなかったんですね。
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今度は怖くない。
7月の連休だし
人多いし
私も3人だし、お友達の関東からのご夫婦も同行してくれているし・・・・。
夏は、山を人間が闊歩する。
野生動物が息を潜めて・・・遠慮してくれている。
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だから、他の季節は許してもらえなかったんだね。
きっと。
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まあ、熊くんを見たわけじゃないから・・・・。
写真に撮った訳じゃないから・・・・。
言えませんが・・・・風上から漂って香る・・あの匂いを嗅ぎ分けられないのかなあ・・・
私には、ほんの一瞬・・薫るところ・・・全くしないところ・・・はっきり分かるんだけどなあ~。
・・・・・
別に信じてもらおうと貰えなくてもどっちでもいいけれど・・・・。
・・
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